厚生労働省と警察庁が「脱法ドラッグ」に代わる新名称募集発表! [雑感]
先日、東京・池袋で脱法ハーブを吸ったとみられる男が運転した車が暴走し8人が死傷した事件がありました。近年そういった事件が増え続けています。何とかこういった事件を防ぐためにも「脱法ドラッグ」なる名称を、もっと危険なモノであることを認識させるため厚生労働省と警察庁は新名称を募集すると発表した。
本当に嫌な事件ですね。ニュースを見たワタシは、衝突した直後の当人(犯人)の表情を見て、怒りすら覚えました。
死傷された方々と、その家族の心を考えるといたたまれない気持ちになります。
どうか、お気持ちを間違った矛先に向けないことを願います。
「脱法ドラッグ」に代わる新名称ということですが、字でも解るように『脱法』いわゆる刑法を脱けたドラッグという意味。
じゃあ「ドラッグ」がいけないのか?というと、そうでもないと思う。
(Drug:ドラッグ翻訳=麻薬、(その他の)有害な薬物、常用癖を作るもの、薬、薬品、薬剤、薬種など)
というのは他の違法なる薬物。
いわゆる「麻薬」と言われる代表的なものだと、「覚せい剤」他にもあるが、こんなものは然程詳しくなくとも良い気がする。
「覚醒剤」は「カクセイザイ」つまり、体を覚醒させるというところから覚せい剤だ。
この言葉に、危険を感じますか?そもそも、覚せい剤は薬物。
中毒性があって色々な事件があって、一般素人が違法に使用して初めて危険な薬物だと知ることが出来る。
そうすると、「脱法ドラッグ」は十分危険な正しい名称の気がしますが?いかがでしょう。
まあ1個人のワタシがここで述べても答えは出ませんけど、新名称募集にあたり厚生労働省と警察庁からは、こんな条件を付け加えている。
募集条件- 危険性の高い薬物と理解できる
- 幅広い世代が理解できる
- 危険性について誤解を与える「ハーブ」という呼称は原則として使用しない
- 公序良俗に反しない表現
ということで、募集の名称は複数でも可能で、呼称の見直しに反対する人からの「脱法ドラッグ」という用語に関する意見も受け付けるらしいです。
応募方法
- 期間:7月5日から18日まで
- 新呼称名(複数も可)
- 氏名、連絡先を記載
- 電子メール(ikenboshu-yakuju@npa.go.jp)かはがきで応募する。
(メールアドレスは引用できません。)
脱法ドラッグ、脱法ハーブは吸引したりすることで、本人にも体にどういった現象が起きるのか判らないような麻薬です。また、「指定薬物」の指定をしても新種の登場で「これは法に触れていない」などと、いたちごっこのように続いている現状です。
田村厚労相は同日の定例会見で、「指定薬物でなかったとしても中枢神経に
行き渡る効果を持つ薬物は吸うことを前提に売ってはいけない。(店側は)吸うことを前提として売っていないというが、社会の常識上、通らない」と指摘。
「警察、都道府県と協力して総力を挙げて解決していく」と述べるとともに、「成分がわからず治療が難しい脱法ドラッグは、自分の健康に多大な影響を与える
ことを理解してほしい」と訴えた。
(Yahooニュース引用:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140704-00000530-san-soci)
先日の事件でも解るように「無差別殺傷」な事が起きているわけですから、早めの対応を国(厚生労働省と警察庁)にも心がけることを願いたいです。
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