ハリソン・フォードがS・W撮影中に骨折。過去怪我をした名優を振り返る。 [エンタメ]
先日、スターウォーズ・エピソード7の撮影中、ハン・ソロ船長役のハリソン・フォード氏が足首を骨折して入院、直ちに病院で手術を受けて間もなくリハビリを始める、とハリソン・フォード氏の代理人が6月19日に発表された。
その後の経過も順調なのか、特に報道では騒がれていないようなので、リハビリを開始し、発表時の6~8週間後にはハリソン・フォード氏の撮影も再開されるだろう。(取り敢えず安心しても良いだろう。)
しかし、撮影が延期しただけで良かったと言える。
ハリソン・フォード氏演じるハン・ソロ船長は無くてはならない存在。
代役なんて入れたら、批判殺到になるかも…と個人的には思う。
スターウォーズファンも映画公開がもし遅れても納得の延期になるのではないでしょうか?
ここで、大ヒット映画で過去大怪我をしたにもかかわらず、迫真の演技を続けた名優たちを紹介しよう。
ハリソン・フォード「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説-1984」
実はハリソン・フォード氏。過去にも撮影中に、こんなことが起きている。
敵を投げ飛ばすシーンで腰のヘルニアを患い、撮影を一時降板。
顔の見えないシーンは代役が立てられていた。
ご存知の方もいるかもしれないが、もう一度「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」を見たくなったのでは?(笑)
このシリーズも、「体がボロボロになるんじゃないか?」というアクションシーンばかりでしたからね。
ジャッキー・チェン「サンダーアーム/龍兄虎弟-1986」
怪我の王道と言っても過言ではない、ジャッキー・チェン氏。
城壁から木へと飛び移る単純なアクションシーンで一度はOKが出たものの、ジャッキー・チェン自ら撮り直しを要求。その際に木の枝を掴み損なって落下、岩でゴツゴツした地面に頭を強打してしまった。耳からは血が流れていたという。病院に緊急搬送され頭蓋骨折であることが発覚、脳の手術が施され完治した。今も彼の頭にはプラスチック製のプラグが差し込まれている。
他にも時計台から落下(設定内)して首を折り、頚椎損傷も残っている筈ですね。
デパート内の電気で感電していたというシーンでは「記憶すらない」と言ってましたが…
笑ってはいけないですが、足首を折り石膏で固め、その上から靴の模様の靴下を履いて撮影なんてのもありました。
ブルース・ウィリス「ダイ・ハード-1988」
テーブルの下に潜って発砲するシーンで、スタッフがウィリスの耳の保護を失念。発砲音がテーブルの裏側と床の間で反響して耐えがたいほどの爆音となり、ウィリスは左耳の聴力の約3分の2を失ってしまった。
ダイ・ハードでは、他シーンでも怪我をしていたのでは?と思いますね。
アンソニー・ホプキンス「ザ・ワイルド-1997」
当時、首の痛みを抱えていたホプキンスは、医師に処方された強い痛み止めを服用しながら撮影に臨んでいた。ロケは真冬のカナダで行われており、あるシーンでホプキンスは凍った川に転落してしまった。通常であれば、あまりの冷たさに心臓麻痺を起こしかねないところであったが、ホプキンスは痛み止めのおかげで水の温度を認識せずに済む。低体温症にかかり病院へ搬送されたものの、一命はとりとめた。
「怪我の功名」と言ったところですね。まさに命懸け!
ハル・ベリー「ゴシカ-2003」
名女優でも、こんなことがありました。
女子刑務所の独房内で、ロバート・ダウニーJr.に取り押さえられるシーンを撮影中、腕を強くひねられたため骨折。劇中ではそのテイクが差し替えられることなく使われているため、演技ではない迫真のシーンを観ることが出来る。ベリーはダウニーJr.の不注意にひどく立腹し、「15メートルを落下したとかならまだわかるけど、これはないわよ。ひどすぎる」と腕を折られたことを責めた。
ダウニーJr.は「事故だったのに、彼女がずっと怒っていて残念だよ」と、しょんぼりとしたという。
レオナルド・ディカプリオ「ジャンゴ 繋がれざる者たち-2012」
初めての悪役で相当気合いが入っていたのだろうか。テーブルの上に何度も激しく手を振り下ろし、その勢いでクリスタル製のグラスを粉砕。そのまま血を滴らせながら演技を続けた。傷は深く、縫合が必要だったという。
怪我をして喜ぶものはいないが、結果迫真の演技で素晴らしい作品が生まれている。
他にも、役に入るため体重10kg以上の増減など、ダイエットとは程遠い過酷な事をして役に挑んでいる。
彼らがVIP(Very Important Person)と言われる由縁ではないだろうか?
参考サイトでは、名優たちの顔ぶれが確認できます。
GQ JAPN:http://gqjapan.jp/entertainment/news/20140620/actors-injured
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